イラストレーターparayuが描く、不思議な庭の 季節をめぐるミニ絵本『GARDENER』
イラストレーターparayuが描く、不思議な庭の 季節をめぐるミニ絵本『GARDENER』
★絵を文章でつなぎ合わせて一冊の本に
parayu(パラユ)さんは、色鉛筆&水彩で、様々な生き物、人物、そして建物や街のスケッチなどを、独自のタッチで描くイラストレーター。その絵は音楽を聴いたり、本を読んでいて気になった言葉に触発され描くことも多く、外に出るときはいつもノートを持ち歩いているそうです。
そんなparayuさんが、以前からやってみたいと考えていたのが「別々に描いた絵を、文章で糊付けしてつなぎ合わせ」て絵本をつくること。そのアイデアを実現したのが、この絵本「gardener」なのです。
gardener=庭師・庭園をタイトルに選んだ理由は、「庭」から連想する風景と意味の広がりに魅力を感じたから。お父さんやお母さんが毎日コツコツ手入れしている小さな庭、空想上の庭、そのほか古今東西の様々な形式の庭…。最初に、自然のもの、植物とか石が描かれている絵を何点か選んで、あとは相性がいいと感じた絵と絵を組み合わせたり、足りないものは新しく描いて追加したりして、ストーリーを紡いでいきました。
★小さなサイズに、四季を感じさせる装丁
そんなparayuさんの世界観を伝えるために、ブックデザインは、はがきサイズの小さな紙面に、とことんこだわりを尽くしました。たとえば表紙はver.Aとver.Bの2種類を制作。これは、どちも気に入ってしまったparayuさんの意向をくみ取ったもの。ほかにも、本の紙には、物語の季節に合わせて4色の紙(白・アイボリー・あじさい・さくら)を使い分け。本を最初から読んでも、途中からぱっと開いても、まるでお芝居で場面転換が行われたような、鮮やかなイメージを残してくれることでしょう。
こんなに細部まで作り込んだミニ絵本、愛書家なら見逃す手はありません。不思議なparayuワールドを、掌のひらで愛で、本棚に飾ってお楽しみください。
★parayu イラストレーター/作家
愛知県出身。大学卒業後、デザイン会社勤務を経てフリーランスに。
展示活動を通して作品を発表しています。
https://www.menopiano.com
[個展]
2023『polyphonie』ギャラリーダズル
2018『いつまでたっても終わらない』フリュウ・ギャラリー、『はらゆうこ展』モリキネカフェ(文京区森鴎外記念館内)
2017『meno piano』フリュウ・ギャラリー
2016『森のメルヒェン』フリュウ・ギャラリー
[グループ展・企画展]
2019-2022 『Print For Sale』ガルリ・ラペ
2021『グレイトマンズ』ギャラリーダズル、『THE BOX』ギャラリーダズル
2020『文文展2020』フリュウ・ギャラリー
2019『絵本をつくる展』ギャラリーダズル、『ZINE WEEK』ギャラリーダズル他
(2019年まで”はらゆうこ”名義で活動)
★イラスト絵本『GARDENER』
仕様寸法=ハードカバー上製本、154mm×108mm
総ページ=88
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